生鮮・デリカ強化の集大成を豊橋橋良店改装で実施
マックスバリュ東海(MV東海)は今期(27年2月期)、基本方針に「MV東海らしい成長の実現」を掲げた。これまで同社は地域密着経営を掲げ、地域の特産品「じもの」の積極的な取り扱いや、早くからパート従業員と共に多能工化に乗り出すなど、同社ならではの取り組みに努めてきた。なぜ改めて〝らしさ〟なのか。作道政昭社長は「もっと特徴を出していかないといけない。より地域のことを真剣に考える企業として、地域と一緒に協働しながら、チェーンストアの良さと個店最適をうまく組み合わせた商売を通じてお客様に還元していきたい」と語る。東海地方でも競争が激化する中、改めて自社の目指すべき方向性を内外に対して明確にした格好だ。
この方針に沿って、今期取り組むべき課題に掲げているのが生鮮・デリカの強化。前期、その一つの集大成として示したのが、リニューアルした豊橋橋良店(愛知県豊橋市)だ。比較的広域商圏の900坪の大型店で、「専門店を意識した生鮮・デリカ強化と『毎日がお買い得』の融合」を実現。青果はじものコーナーを広く取りつつ、カットフルーツや焼き芋コーナーを設置。鮮魚は三河湾の新鮮な丸魚や、漬け魚、干し魚のほか、売り場に独立作業場を設けて魚屋の寿司を大きく展開。精肉は大容量品や味付け肉を充実させたほか、デリカではお客からの注文も受け付ける手作りおむすびコーナーを設けるなど、様々なチャレンジを盛り込んだ。すでに手応えを得ているMDも複数出てきており、魚屋の寿司や自家製タレの漬け魚、干し魚などは他の大型店にも導入できると見ている。


















