サミットは、昨年11月から、パンを除くすべての日配チルド商品の「発注から納品までのリードタイム」を2日以上に延長したと発表した。同社によれば、「開始より3カ月が経ち、メーカー・物流・店舗においてのスムーズな運用が確認された」としている。
消費・賞味期限が短い日配商品は、発注からできるだけ短いリードタイムで納品する商習慣があり、納品が翌日になることも少なくない。そのため、メーカーでは、受注数量の確定前に見込数で製造や配送手配をしなければならず、製造・物流の人手不足や食品ロスの観点からも食品流通業界の課題とされてきた。
サミットには従来、リードタイムが1日、2日、3日の日配商品があったが、先んじて乳業メーカー1社と「リードタイム1日」の商品を2日に延長したところ、品切れや店舗オペレーションの不具合などが発生しなかったため、昨年11月から「リードタイム1日」の取引先日配品メーカー24社についても、リードタイム2日に延長。これにより、パン以外のすべての日配品がリードタイム2日以上となった。
対象メーカーの1社は、「リードタイムが2日になったことで、作業の平準化ができたほか、商品の事前製造量を9割まで高めることで、時間・商品のロスが減少した。配送も、出荷が翌日になり早い時間帯に出発できるため、出荷場の混雑が緩和され、配送スケジュールの組み立てにも余裕ができた」と評価している。

















