セブン&アイ・ホールディングスは11月13日、伊藤順朗副社長と、創業家である伊藤家の資産管理会社・伊藤興業から買収提案を受けていることを明らかにした。
提案は独立社外取締役のみで構成される特別委員会で検討を行っている。伊藤副社長は提案者の一人であるため、この買収提案および競合するカナダのアリマンタシォン・クシュタールからの買収提案の検討からは除外されている。
伊藤興業はセブン&アイの2位の大株主で8.2%を所有している。また本日時点のセブン&アイの時価総額は約5.8兆円だ。創業家による買収が成立するかどうか、クシュタールの今後の動きとともに大いに注目される。