米小売大手ウォルマートは5月21日、2027年1月期第1四半期(2〜4月)の決算を発表した。売上高は前年同期比7.3%増(為替変動の影響を除いた恒常通貨ベースで5.9%増)の1778億ドルとなり、ガイダンス上限を120ベーシスポイント(bp、1ベーシスは0.01%)上回った。営業利益は同5.0%増(恒常通貨ベースで調整後5.1%増)を確保した。グローバル物流・フルフィルメント部門における燃料コストの上昇が約2億5千万ドル、営業利益成長率にして約250ベーシスポイントの押し下げ要因となったが、これを吸収して増益を達成した形だ。
この成長を支えているのが、全米に広がる実店舗のインフラとデジタル技術を組み合わせた「オムニチャネル戦略」である。グローバルでの電子商取引売上高は前年同期比26%増と伸長し、米国の既存店売上高(燃料除く)も4.1%増だった。同社はこうした成長の背景として、AIショッピングアシスタント「スパーキー」の進展と、広告・会員・マーケットプレイスといった高利益率事業の拡大を挙げた。



















