オランダで128年の歴史を誇ってきた老舗チェーン店ブロッカー(Blokker)がついに2024年11月、破産を申請した。家庭用品の専門店として、「日用品を買うならブロッカー」と言われるほど、オランダ人家庭に親しまれ、あらゆる日用品を1カ所で揃えられる便利な存在として、長年にわたり利用されていた。
ブロッカーは1896年、ブロッカー夫妻によって創業され、息子たちが事業を拡大。最盛期の2000年頃には国内に約430店舗を展開し、オランダ最大の小売チェーンの一角を担うまでに成長した。オランダは九州ほどの国土だが、そこに430店舗という数字は、日本全国で約620店舗を展開する「無印良品」と比較すると、その密度が理解できるだろう。