2月13日、欧米のコスメ業界に衝撃が走った。英国出身の自然派化粧品ブランドの代表「ザ・ボディショップ」が、英国事業の破産手続きに入ったというニュースが飛び込んできたからだ。この破産の影響は英国だけにとどまらず、翌日にはドイツ、アイルランド、オーストリア、ルクセンブルク、フランス、2月末はデンマーク、ベルギー、そして3月1日にはカナダでも破産手続きが申請され、同日にアメリカでも業務が停止された。英国では198店のうちのほぼ半数を、カナダでは半数強を残すと発表。ドイツでは同国通信社に対し、国内63店舗を閉鎖する予定はないと伝えたようだが、直営・フランチャイズ方式など、国や地域により営業形態が異なることもあって、今後の店舗や雇用についての詳細はまだ不明瞭だ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから