日本のマンガが米国の書店チェーンを救っている。そう言われてもピンとこないかもしれない。しかし、アマゾンの躍進で一時期は風前の灯火と思われていた書店チェーン最大手のバーンズ&ノーブルの復活を支えているのは、実は、日本のマンガなのだ。 

 バーンズ&ノーブルは、今年、新規に30店を出店するが、閉店数より出店数が多くなるのはほぼ10年ぶりのこと。しかも、バーンズ&ノーブルのようなチェーンストアだけではない。ニューヨークの観光名所であるロックフェラーセンターやブルックリンのモールでも、独立系書店「マクナリー・ジャクソン」の新店が次々にオープンし、地元で大きな話題となっている。

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