セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、ひとまず胸を撫で下ろしたことだろう。同社に友好的買収を持ちかけていたカナダの大手コンビニチェーン、アリマンタシォン・クシュタール(ACT)が7月17日(現地時間の16日)、買収案を撤回すると発表したからだ。

 同日付でACTがセブン&アイ取締役会に送付した公開書簡によると、両社は今年5月にNDA(秘密保持契約)を締結したが、その後セブン&アイ側からの建設的な関与が見られず、「誠実な関与が欠如している」として、撤回を判断したという。

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