セブン&アイ・ホールディングス(HD)の解体が決まった。10月10日の中間決算説明会において、同社はコンビニとコンビニ以外の事業会社を分離する前段階として、中間持株会社ヨークHDの設立を発表。傘下にはイトーヨーカ堂、ヨークベニマル、シェルガーデンら食品スーパーから、専門店の赤ちゃん本舗、ロフト、外食のセブン&アイ・フードシステムズ、デベロッパーのセブン&アイ・クリエイトリンクのSST(スーパーストア)事業主要7社を含む連結子会社24社、持分法適用会社の7社の計31社がぶら下がる予定だ。会長に伊藤順朗セブン&アイHD副社長、社長に石橋誠一郎同常務執行役員が就く。実際の組織再編は来年2月下旬の予定。ちなみにセブン&アイHDはセブンイレブン・コーポレーションに来年5月社名変更の予定で、コンビニ専業として再出発することになる。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから