多くの商品やサービスの値上げが続く中、値下げや他社より割安に価格設定した商品をアピールする大手小売業が増えてきた。

 厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査によると、7月の実質賃金は2.5%減となり、マイナスは16カ月連続で物価上昇に賃金が追いついていない。7月の消費者物価指数上昇率は3.1%で、11カ月連続で3%以上の伸長となり、生鮮を除く食料の上昇率は9%台に高止まりしている。

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