セブン&アイ・ホールディングス(HD)が10月13日、マスコミ向けにある説明会を開催した。「シナジー最大化に向けて取り組みを強化」と題したその中身は、同じグループ企業であるセブンイレブンとイトーヨーカ堂がパートナーシップ(通称SIP)を締結。①商品・サービス、②販売促進、③オペレーション、④データ連携の4項目でそれぞれ部会を設置し、両社で取り組みを深めていくという内容だ。

 HDが設立されて17年。今更感は禁じ得ないが、説明会に先立って開催された10月7日の決算説明会において、井阪隆一セブン&アイHD社長は両社の連携の重要性に言及。「これからの超高齢化社会、単身世帯増加に備え、お互いのリソースを提供し合い、変化に対応する」とその意義を強調した

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