日本では、昨年12月、大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律が公布され、大麻草由来の成分の一つCBD(カンナビジオール)が治療目的に使用できるようになった。欧米ではCBDは、治療薬として用いられているほか、ドラッグストアやスーパーなどで、CBD配合のお菓子や化粧品が多数販売されている。ただ、CBD先進地域の欧州でも、利用状況は国により異なるようだ。 

 Statistaなどの統計データによると、欧州全体のCBD製品市場は少しずつ確実に伸びている。今後5年間で年平均成長率0.86%と予測され、2029年には市場規模が23億8000万ドル(約3450億円)に達すると言われているが、オランダはこの限りではないようだ。

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