コープみらいは、2月25日、「コープ幕張駅北口店」(千葉市花見川区)をオープンする。千葉県内のコープみらいの出店としては、2009年のコープ新松戸店以来約16年ぶりで、県内18店舗目。

 立地は、JR幕張駅北口から徒歩1分の再開発エリア。店舗は、4層の建物の1、2階部分で、売り場面積は約863㎡(約261坪)。駅前立地を考慮して、1階は、惣菜・ベーカリーの即食商品を中心に、日配・酒類を集め、コンビニ需要を取り込む。2階は、生鮮三品を中心に、ドライグロッサリーを配置し、ス-パーとしての利用を見込む。

 1階の惣菜・ベーカリーでは、利用者のニーズに対応し、時間帯別の品揃えを導入する。一方、2階の生鮮では、農産で千葉県産の野菜を導入するほか、少量パックやカットサラダ・カット野菜を充実させる。水産では、午後から市場仕入れの旬の魚を使った刺し身類を取り扱うほか、「今日のおすすめ」など、その日の目玉商品を訴求する。畜産では少量からジャンボパック、簡便品、味付け品まで取り揃え、多様なニーズに対応する。

 商圏人口は、1km圏内で2万7315人、1万3395世帯。周辺には小学校が2校、中学校が1校と、学校も多いことから子育て世帯も多いと見られる。

 競合は、500m北東にはウエルシア千葉武石店があるほか、線路を挟んで700m南西にはマックスバリュエクスプレス幕張店がある。目標売上高は、日商303万円、年商11億円を掲げる。