平和堂は戦略的な価格対応や品揃えの拡充で、子育て世代のニーズ対応を引き続き強化する。30~40代をターゲットに据え、カットフルーツや骨取り魚切身などの簡便商品、精肉などで大容量商品を展開するほか、店頭で行政との連携イベントや子育て相談を行っている。また、今年7月に平和堂アプリとHOPウォレットをHOPアプリに一本化して利便性を向上した。

 10月4日に行われた2025年2月期第2四半期決算説明会で、平松正嗣社長(冒頭写真)は「30~40代の認識が広がって客数増につながった。価格対応は他の世代にとってもプラスになるため、RFM分析をすると、いわゆるロイヤルカスタマーの客単価が上がっている。HOP経済圏を形成することでロイヤルカスタマーの支持が高まっている」と分析した。

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