ついに百貨店もリユース(中古)に本格参入だ。大丸百貨店やパルコを運営するJ.フロントリテイリングがブランド品リユース最大手のコメ兵(24年3月期売上高1143億円、冒頭写真)と中古ブランド品や時計・宝飾・美術品なども含めた買い取り専門店の合弁会社を設立(25年3月、出資比率はJ.フロント51%、コメ兵49%)すると発表、ブランドビジネスに波紋が広がっている。

 今後は25年夏に大丸松坂屋に1号店を開店、28年2月期までに東京や名古屋、関西などの大丸松坂屋の主要店舗やパルコに出店。地方店への出店も検討する。買い取った中古ブランド品はコメ兵に売却、自社店舗やオークションなどで売る方針だ。

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