果たして賑わいは戻ってくるか――。厳しいコロナ禍のなか、J.フロントリテイリングや住友商事などが運営する銀座の巨艦ショッピングセンター(SC)「ギンザシックス」(店舗面積約4万7000㎡)が1月末からリニューアルに踏み切っている。
飲食や雑貨、さらにはファッションなどの40以上の店舗が出店。リニューアルのための閉店はせず、4月末にかけて順次開店するが、ここまでの大規模改装は2017年4月20日の開店以降で初の試みだ。
テーマの「新しい時代のラグジュアリーブランド」に沿って2階には「グッチウォッチ&ジュエリー」が出店。同階にはシューズで定評のある「クレジュリー」が日本初の旗艦店を出店する。またビューティー・ライフスタイル関連では「アクシージア」が日本初の直営店舗を地下1階に構える。さらにフランス・パリのオペラ座が唯一認めた高級オーディオブランドの「デビアレ」も世界最大級の店舗を5階にオープン。世界最高峰の「音」を体験できる店舗になるという。ちなみに食品ではイオングループのパリ発のオーガニック・スーパー「ビオセボン」も出店する。