「コロナ前どころか、史上最高の売上高達成――」。百貨店の好調ぶりを示す速報が相次いでいる。三越伊勢丹ホールディングス(HD)では、傘下の伊勢丹新宿店の売上高が過去最高だった1991年度の「3000億円超」を、実に31年ぶりに更新したことが確実になった。また12年に増床した阪急梅田店も3月までで3カ月連続で過去最高の売上高を記録した。

 各社が頼りにするインバウンドは大きく戻っているとはいうものの、最大勢力の中国からの観光客はなおコロナ前の1割弱にとどまる。にもかかわらず各社が好調なのは外商の成果が大きい。三越伊勢丹HDの場合、店舗売上高の約2割程度を占め、外商に強い伊勢丹新宿店と三越日本橋本店の販売高はコロナ前の19年度は両店で700億円強だったが、22年度は900億円超になる見込みだ。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから