日常生活に不可欠な商品を販売する場所ではない

 コロナ禍で発表された2020年度決算。高島屋は営業収益6808億円(前期比25.9%減)、営業利益マイナス134億円(前期は255億円の黒字)、J.フロントリテイリング(以下、J.フロント)も総額売上高7662億円(同32.4%減)、営業利益マイナス242億円(同402億円の黒字)、最終損失ベースではJ.フロントが旧大丸時代を含め19年ぶり、高島屋も17年ぶりの赤字転落となった(各2月期、J.フロントはIFRSのため総額売上高)。

この記事の購読は有料購読会員に限定されています。
まだ会員登録がお済みでない方はこちらから登録ください。
有料購読申込

すでに会員の方はこちらから