イオンリテールは12月5日、同月より、美容カウンセリングを提供する従業員「ビューティアーティスト」を本格導入し、来年度中には100店舗に導入を目指すと発表した。

 ビューティアーティストは、メーカーやブランドを問わず、店舗にある制度品化粧品や推奨品から、お客に合わせた化粧品を紹介する接客専門の従業員だ。

 昨年秋から選定店舗にて検証を行い、社内認定資格となったことを機に本格導入に踏み切った。

 メイクアップサービスのほか、自社の専用アプリ「Glam Beautique from AEON」の肌測定機能などを活用し、お客の悩みに応じたカウンセリングを提供する。

 アプリでは、購入履歴の確認やポイント付与、クーポン配信のサービスもある。制度品化粧品や推奨品などの対象商品を購入した場合、税抜100円ごとに1ポイントが付与される。

 今後はこれらアプリ内で得られたデータを集積し、化粧品のPB開発強化の狙いがありそうだ。