東急不動産と東急不動産ホールディングス100%子会社のTFHD digitalは、グループが運営する渋谷エリアの複合施設「Shibuya Sakura Stage」や東急プラザ原宿「ハラカド」などにおいて、まちづくりDXサービス「Machi-wai」(マチワイ)を導入した。
マチワイは、地域体験をアップデートするエリアマネジメントツール。デジタルスタンプラリーやデジタルルーレットなどの回遊促進機能により、まちに訪れた人とのデジタル接点構築と回遊促進を行うというもの。得られたデータを可視化・分析・利活用することで、データドリブンなまちづくりを支援する。
活用事例として、今年4月にオープンした「ハラカド」(冒頭写真)では、開業施策としてLINEを使った販促を実施。店舗のほか、SNSなども活用し、友達登録をしたユーザーに対して電子ギフトを配布した。その結果、1400人以上のLINEの友達を獲得し、配布した電子ギフトの 50%以上が利用されるなど、再来訪促進につながったという。
両者は今後も広域渋谷圏(渋谷駅を中心とした半径2.5km圏内)を始めとした施設で継続的にマチワイを利用し、 回遊促進・にぎわい創出につなげていくとしている。