東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンは11月30日、札幌市中央区のススキノラフィラ跡地に複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)」を第1弾オープンする。来年1月16日のホテルオープンを経て、1月末頃に第2弾オープンを予定している。
ココノススキノは地上18階、地下2階で構成。店舗、シネマコンプレックス、ホテルなどが出店し、全店舗開業時には商業施設初出店14店、北海道初出店15店、札幌市内初出店2店、新業態22店などを含め、全85店舗が揃う。延床面積は約5万3378㎡。
食物販を展開する地下2階にはイトーヨーカ堂と提携するダイイチが食品スーパーを出店する。また地下1階の「ココノマルシェ」では道内人気店を中心にバラエティ豊かなテイクアウト品や土産品を取り揃える。
1・2階はデイリー&ライフスタイル、ショップ&ビューティの切り口で店舗を展開する。1階にはドラッグストアのアインズ&トルペ、生活雑貨のイデアルなどのほか、北海道初出店として、ベーカリーカフェ「エスプレッソDワークス/ドラ7」や、ヴィーガンスイーツ店「ヘルシートーキョーCBDショップ&ラボ」が新業態を構える。2階には美容系・リフレッシュ系のサービス店も豊富に配置している。
3・4階は飲食店を中心に揃え、すすきのには希少な食の集積ゾーン「ココノフードホール」「ココノ横丁」を展開する。
5~7階のシネコン「TOHOシネマズすすきの」には北海道初となる高品質シアター「ドルビーシネマ」を導入する。7~18階にはホテル「サッポロストリームホテル」がオープンし、全436室を備える。
そのほか、施設内には休憩や待ち合わせができる憩いのスペースを多数設けるほか、イベントスペースや公開ラジオスタジオなど、ふらっと立ち寄っても楽しめる賑わいのスポットも設置する。