品質の磨き込みと沖縄ならではの商品開発が進む
セブンイレブンは今年、沖縄進出から5周年を迎えた。大手コンビニでは最後発となったが、この間に173店(7月11日現在)を展開。他社の店舗数が頭打ちになりつつある中で猛追を見せている。と同時に、この5年で磨き上げてきたのがローカライズな店づくりだ。商品は本土で磨いた「セブンと言えばこの味」の強みはぶらさず、地域と太く・長く結びつく開発を深化。そして単に沖縄感を打ち出すだけではない、個店ごとの客層や使われ方に応じた品揃えを推進。地域に根付き、次の5年で「沖縄でもトップシェア」(久鍋研二セブンイレブン・沖縄社長)を目指す。
最後に残った未出店地の開拓にあたり、セブンイレブン・ジャパンは2014年から現地に特別チームを送り込み、準備を進めてきた。17年に正式に出店を表明し、現地法人を設立。そして5年前の7月11日、那覇市を中心に14店を一斉にオープンした。