近鉄百貨店は4月10日、梶間隆弘(かじま・たかひろ)取締役常務執行役員が、代表取締役社長執行役員に就任する人事を発表した。なお、現任の秋田拓士社長は代表権のない取締役会長に退く。異動はいずれも5月23日付。
異動の理由について、「これまで進めてきたコスト構造改革と事業構造改革による経営基盤強化に一定の目処がついたため、世代交代による新たな経営体制により、今後のさらなる成長を図る」としている。
今回社長に就任する梶間氏は、1962年2月23日生まれの62歳。84年に中部近鉄百貨店入社後、2018年に執行役員に就任。以降、 百貨店事業や営業政策本部を管轄。昨年5月に現在の取締役常務執行役員に就任したばかりだ。