「心にささる商品(もの)づくり」を商品政策のテーマに掲げ、丸大食品から2024年度春季新商品16品、リニューアル29品の計45品が3月から順次発売される。「こだわり(味・素材・製法)」「ゆとり(時短・簡便)」「思いやり(健康、SDGs)」の三つのテーマに沿って商品を開発。
2月2日に大阪で開催された新商品発表会見で池田知功上席執行役員は、「当社はスポーツと食を通じて社会貢献し、明るい未来を作りたいという思いで公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)に協賛し、スポーツ振興に力を入れてきました。今年1月からは日本代表選手団『TEAM JAPAN』オフィルサポーター(ハム・ソーセージ)契約し 、パリ2024オリンピック大会に出場する日本代表選手団を売り場から盛り上げます」と意気込みを語った。
TEAM JAPANパリ2024 公式ライセンス商品12品で ハム・ソーセージ売り場を盛り上げる
その施策ではハム・ソーセージカテゴリーでの公式ライセンス商品(限定デザイン)や応援キャンペーンを通して日本代表選手団を応援する。対象となる公式ライセンス対象商品は、看板商品「燻製屋」シリーズを中心に、「いつも新鮮」シリーズ、「たっぷり使える」シリーズ、「ロングウインナー」、「あらびきステーキ」の計12品。
パッケージには、オリンピックが世間で盛り上がる6月頃から期間限定でTEAM JAPANエンブレムの添付と、〝がんばれ!ニッポン!Ⓡ〟と入れて売り場で訴求していく。一部商品は、躍動感のある選手のイラストやバレーボール男子日本代表選手を起用したデザインを予定。さらにピロー袋の商品パッケージ下部には、競技・種目を表したJOCコミュニケーションマークをデザインに入れ、売り場で商品を揃えた時に目立つように工夫を凝らした。「丸大食品は38年前に初めてJOCに協賛し、オリンピックの認知度が非常に高い。流通業界者の皆様からもすでに公式ライセンス商品の要望を数多くいただいております」と山本悟司ハムソーマーケティング部長は加工肉売り場での展開拡大に意欲を示した。