エア・ウォーターグループの関東と東北の物流を担う東日本エア・ウォーター物流が8月に、食品向け3温度帯物流拠点「盛岡低温センター」(岩手県滝沢市)の稼働を開始した。3温度帯の倉庫と冷凍自動倉庫を備えた東北エリア初の食品向け物流拠点として、東北での低温度帯の食品物流の強化を図る。

 敷地面積は1万3168㎡、延床面積が8282㎡、倉庫は2階建てとなる。

 建設には約38億円が投じられた。「2024年問題」が迫り、食品の長距離輸送が課題となっていることから、全国と東北エリアの低温物流をつなぐ役割を担う。全国で製造された食品を集め、東北各地へ配送するとともに、東北エリアで生産された食品やその原材料を本州の主要都市へ輸送するための新拠点として活用していく。

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