帝国データバンクは4月18日、食品メーカー195社が同日までに決定した2023年の家庭用を中心とした飲食料品の値上げ品目数が累計2万品目を超えたと発表した。
昨年2万品目に達したのが7月だったのに対して今年は3カ月早く到達。今年5月以降の値上げは、5月は793品目、6月は2859品目が既に予定されている。供給不足・価格高騰が続く鶏卵の影響が出ているほか、不作が続く海苔製品、削り節などのだし製品、カップ麺や冷凍食品など、多岐にわたる食品で値上げを計画している。
値上げペースは前年に引き続き高水準で推移しており、このペースが続いた場合、早ければ今秋にも年内累計3万品目に達する可能性がある。
