ドイツ製包装機「ムルチバック トレーシーラー T300」などで製造された「真空スキンパック」の包装形態がSMの精肉を中心に導入が広がっている。スキンパックは、加熱した特殊なフィルムを製品に被せ、トレーや台紙との間に隙間なく包装する技術。製品がフィルムとトレーにぴったり密着した状態を保つので、パック内にドリップが出ることなく、鮮度保持が大幅に向上する。見た目の問題もあって、ラップ包装がメインだったが、欧米で一般的なスキンパックが国内でも急速に浸透し始めた。実際にスキンパック包装は、ラップ包装よりも長期間、安心・安全に製品が提供できるメリットがある。