地図情報システムの開発・販売・運用支援を手掛ける技研商事インターナショナルと、位置情報を活用したマーケティングやサービスの促進を図る企業連合・LBMA Japanは6月15日~17日の3日間、オンラインにて「オルタナティブデータマーケEXPO2022」を開催する。

 昨今、脚光を浴びている新たなタイプのデータが「オルタナティブデータ」だ。これは、政府や企業が伝統的に分析を行ってきた統計・決算データなどとは異なり、端末から得られる位置情報やSNSデータ、またそれらをAIや機械学習で解析して得られる「非伝統的なデータ」を指す。本EXPOでは、オルタナティブデータを用いた企業・団体・自治体のマーケティングDXについて、各界の専門家が最先端事例を紹介。オルタナティブデータが新たな顧客体験を生み出し、チェーンストアDXを加速させる武器となることを学べる3日間のプログラムとなっている。

 例えば登壇者の一人、KDDIのサービス統括本部データマネジメント部の山本隆広部長は、「位置情報活用事例から学ぶデータドリブン実践への第一歩」をテーマに講演。数あるデータの中でも「位置情報」に焦点を当て、いかに顧客のニーズを把握し、価値を届けるかといったデータドリブンの実践例を位置情報ソリューション「KDDI LocationAnalyzer」を通じて紹介する。

 またコニカミノルタジャパンのプラットフォームビジネス推進統括部 営業推進部の荒井勇輝部長は、「AIデータ予測の活用による店舗力強化」と題し、AI需要予測を活用した廃棄ロス・機会ロスの削減についてデモを交えて解説する。

 本EXPOの参加費は無料。LBMA Japanの特設サイトで事前登録すれば、誰でもライブ配信を閲覧できる。登壇者の情報や3日間のタイムテーブルも同サイト内で確認可能。また登録者には7月末までのアーカイブ配信も予定している。

問い合わせ先
一般社団法人LBMA Japan EXPO 事務局
jimu@lbmajapan.com