ロゴを「〆鍋」に刷新した「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ」

「鍋の楽しさ・価値 再発見!」を掲げ、Mizkan(ミツカン)が鍋つゆ市場の活性化に力を入れている。鍋つゆ市場は内食需要の拡大で伸長を続けてきたが、昨年度下期はコロナ需要の反動減などで前期比98%と微減となった。だが、長期的には伸長傾向にあることから、ミツカンは新メニューの提案で改めて市場全体の底上げを図る。

 売れ筋のストレートタイプ「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ」はパッケージメインのロゴを「〆(シメ)鍋」に刷新、「〆」まで美味しく食べられることを強く訴求していく。また、新商品では、伸長著しい辛い味やみそ鍋カテゴリーの商品群の強化を図り、「ごま豆乳鍋つゆ 赤」と「まろみそ鍋つゆ」(各750g)を8月に追加発売した。

「ごま豆乳鍋つゆ 赤」は、「ごま豆乳鍋つゆ」にピリ辛ラー油や豆板醤などを入れて辛い味わいに変えて食べることがSNS上で発信されていることから商品化を決定。ごま豆乳鍋つゆをベースに豆板醤・ラー油・唐辛子を加え、コクの深い味わいに仕上げており、「〆」にはタンタン麺を提案。

「まろみそ鍋つゆ」は鶏ガラだしをベースに米麹みそ、豆乳クリームをブレンド。コクがある味わいで、味噌と同じ発酵食品のチーズと相性が良いことから、ターゲット層の20〜40代女性に人気のチーズリゾットを「〆」に推奨。また、辛いものが食べられない幼児がいる家庭に対し、幅広い選択肢を提案していく。

「〆まで美味しい鍋つゆシリーズ」(左から)「ごま豆乳鍋つゆ 赤」と「まろみそ鍋つゆ」

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