アマゾンジャパンは、アマゾンプライム会員向けに展開するネットスーパー「アマゾンフレッシュ」初の単独物流拠点として「アマゾンフレッシュ葛西フルフィルメントセンター」(東京都江戸川区、葛西FC、写真)を新設した。葛西FCは川崎FC(川崎市高津区)内のAmazonフレッシュ占有スペースに続く2カ所目のフレッシュ専用物流拠点となる。

 葛西FCでは、商品の入荷・保管・出荷のそれぞれの段階で、最適な温度管理のもと、専任スタッフが商品を一つずつ手に取り、鮮度や品質を6方向から確認し、チェックをクリアした商品のみを選別する。また、商品に応じた最適な温度を保てるように3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に分け、独自に開発した保冷ボックスに入れて配送する。

専任スタッフが商品を一つずつ手に取って確認する

 葛西FCの開設で、アマゾンフレッシュ全体の商品保管・出荷能力が拡充され、利用者は希望の配送時間帯が選びやすくなる。1時間単位の配送時間帯をオプションとして指定できるエリアも拡大。これまでの東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市および神奈川県川崎市幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区、横浜市港北区に加えて、新たに東京都江戸川区、江東区、千葉県市川市、浦安市のそれぞれ一部エリアが対象となった。