イオン北海道は10月21日、ディスカウントストア業態の「ザ・ビッグ永山店」(北海道旭川市、冒頭写真)をオープンする。同市内4店舗目。

 売り場面積1970㎡の永山店の惣菜売り場では弁当や寿司、揚げ物や炒め物、サラダや和惣菜などを品揃えし、高まる中食需要に対応。具体的には、札幌市内で展開するザ・ビッグの先行販売店舗で好評の「焼き豚がたくさん入ったこだわりの炒飯」や「ダブルソースが決め手の太麺焼きそば」「柔らかロールいなり寿司」を導入するほか、地元旭川の地酒「男山」の酒粕を使用した「知床鶏胸肉ザンギ」を新たに販売する。

 ザ・ビッグ最大となる冷凍食品売り場では、麺類や米飯のほか、おつまみやおかずに最適な各種冷凍食品、冷凍野菜などを品揃え。冷凍フルーツや大手外食チェーンの味を楽しめる商品を集めてコーナー展開する。

 畜産売り場では、新たな試みとして、地元酒蔵「高砂酒造」の酒粕を使用した「豚ロース味付け肉」や、旭川名物 「新子焼きの会」推奨のたれを使用した「若どりももの味付け肉」、日本醤油工業のだし醤油を使用した「豚トントロスタミナ丼」など地元商品を展開する。

 水産売り場では、骨取り済商品の品揃えを強化し、従来の鮭、さばに加え、新たに縞ほっけを販売。また、冷凍食品を70品目以上取り扱い、地元旭川で加工された干物や道産原料を使用したフライやから揚げなども用意する農産売り場では、道内や旭川近郊で採れた新鮮な農作物を提供。健康志向の高まりで需要が拡大しているトマトの品揃えを強化する。

 日用品売り場では、歯ブラシやマウスウォッシュなど、オーラルケア用品の品揃えを充実させるとともに、節約志向に対応し、食器用洗剤や衣料用洗剤など大容量商品の品揃えを強化。また、冷凍保存できるパン袋を新たに販売する。