イオン北海道は3月25日、マックスバリュ北野店(札幌市清田区)をリニューアルオープンする。

 今回のリニューアルでは、陳列ケースの配置を変更するなど店内レイアウトを見直した。惣菜売り場では面積を2倍以上に拡大。簡便・即食、夜間の需要に対応し、冷蔵ケースを増設してサラダや煮物など冷惣菜やチルド弁当の品揃えを拡充する。つまみ需要の対応として、リニューアル前から展開している「ミートワールド」コーナーを拡充し、小容量多品目をコンセプトに「ころころネギ塩チキン」や「直火焼き鶏レバー」などを販売する。

 インストアベーカリーでは、食パンや惣菜パンなど約60種類を展開。ピザコーナーでは、生地を店内で伸ばし、専用オーブンで焼き上げるなどおいしさにこだわった商品を提供する。

 冷凍食品売り場も面積を2倍超に拡大。糖質を気にする人向けの「からだシフト」や弁当を冷凍食品化した商品、副菜までセットになったワンディッシュ商品を拡充する。生鮮部門の冷凍商品も拡充し、畜産売り場ではフライパンで炒めるだけ、レンジで温めるだけでできる冷凍ミールキットを新たに品揃えする。

 イオンのPB「トップバリュ」の取り扱いでは、一流料理人監修の「プロのひと品」シリーズをデイリーチルド売り場で豊富に品揃え。低価格ブランド「ベストプライス」の商品も多く展開する。

 設備面では、セミセルフレジ、フルセルフレジを新設するほか、カートをそのまま差し込むことができるカートインサッカー台を新たに導入。レジの待ち時間軽減や接触時間の軽減に加え、袋詰めのしやすさ向上につなげる。また、電子棚札を加工食品と日配売り場に導入。価格変更をタイムリーに表示し、WAONボーナスポイントなどの販促情報も表示する。