イオン北海道は9月23日、イオン札幌藻岩店(写真、札幌市)の食品売り場をリニューアルオープンする。

「札幌市南区のヘルス&ウエルネスを支える地域一番店になる」をコンセプトに、売り場壁面を中心に店内レイアウトを一新。面積を拡大した農産売り場では、新たな冷蔵什器を導入。果物ギフトや旬のカットフルーツなどを使用したこだわりの商品を拡充するほか、焼き芋の品揃えを拡大する。また、「今朝採れ」や「まごごろ野菜」といった近郊野菜を拡大展開するなど、地元農産物を豊富に品揃えする。

 畜産売り場では、段数を増やした冷蔵ケースへ入れ替えることで品揃えを拡大。白老牛や生ラムをコーナー化展開するほか、「だるまのジンギスカン」や「金獅子のホルモン」など札幌名店の味のジンギスカンやホルモンの品揃えを拡充する。新たに、同社オリジナルの「知床ファームエゾシカ」や十勝の名産トヨニシファームのステーキや焼肉などフローズンミートコーナーを展開する。

 水産売り場では、即食ニーズに対応し、素材にこだわった焼魚や煮魚、揚げ物など「魚屋の惣菜」を約15種類、にぎりセットや海鮮チラシなど「魚屋の寿司」を約20種類展開。近郊の小樽で水揚げされた鮮魚をメインに対面で販売する。

 面積を約1.2倍拡大した惣菜売り場では、店内で燻製したチキンやチーズのほか、ほっけやいかを販売。健康志向の高まりに対応し、サラダコーナーでは「とうふサラダ」2種類を提供する。このほか、北海道産桜姫鶏こだわりのザンギやチーズダッカルビなど「お肉屋さんのお惣菜」も取り扱う。

 冷凍食品売り場は面積を約1.5倍に拡大し、約780品目と豊富に品揃え。弁当惣菜やおかず惣菜に加え、果実やワンプレート・ワンディッシュ、スイーツ、ほっけの開きやあじの開きといった個食のおつまみ・おかず商品などを販売する。