大木ヘルスケアホールディングスは6月6日、松井秀夫代表取締役会長から代表権が外れる人事を発表した。6月29日の定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。

 松井会長は、1942年生まれで、今月80歳を迎える。72年に大木に入社、96年に代表取締役社長に就任、2018年に子息の秀正氏に社長を譲るまで22年間社長職を務めた。社長退任後も代表権のある会長として秀正社長をバックアップしてきた。同社は、今回の人事の理由を「新たな経営体制の下、持続的な成長の実現と企業価値の向上を図るため」としている。