家具・インテリア最大手のニトリホールディングス(HD)の増収増益路線にいよいよ赤信号が灯っている。発表した2022年2月期の決算は売上高こそ8115億円(前期比13.2%増)となったものの、営業利益は1382億円(同0.4%増)とほぼ横ばい。ニトリ単独では減収減益で、低採算の島忠買収分を足して、ようやく形だけの「35期連続増収増益」を達成したからだ。

 23年3月期は決算期変更で約13カ月の変則決算。売上高9636億円、営業利益1506億円の計画だ。22年2月期比ではそれぞれ18.7%増、8.9%増。単純比較はできないものの、12カ月換算でも増収増益計画だという。

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