「伝える」で組織一体の変革を促す
レガシーな組織をDXで変える。他の小売業にも真似されるような成功事例になる――。
昨年3月、こうした強い決意とともに立ち上がったのが、コープさっぽろのデジタル推進本部だ。店舗本部、宅配本部などと同格の部署を新たに設立したことからも、同生協のデジタル化に懸ける本気度がうかがえる。「経営トップからグループ1万6000人の職員・パートナーさんまでを巻き込んでデジタル化に大きく舵を切った。現状、生協のサービス、働き方はまだまだアナログで、日常生活のデジタル化と比べてもギャップがある。このギャップを埋めたい」。デジタル推進本部長を務める対馬慶貞執行役員CDOはこのように語り、全方位のデジタル改革を今まさに全力で推し進めている。