「今ある分だけを届ける」ことができない

 新型コロナ禍に見舞われた2020年は、生協が社会的な危機の下で市民に頼られる組織であることを改めて示した1年だった。

 日本生活協同組合連合会のまとめによると、同年4~9月の主要65生協の供給高は、店舗事業が前年同期比9.2%増、宅配事業が同17.6%増、全体では同14.2%増の大幅な増加となった。

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