外食業界が「新型コロナ第2波」にあえいでいる。「緊急事態宣言解除でコロナ禍も緩和」と思いきや、その後感染が地方に拡大。ファミレス最大手のすかいらーくの今中間決算(2020年1~6月期)は売上高が1391億円(前期比26%減)、営業損失は181億円(前期は111億円の黒字)と急悪化。テイクアウト(97億円)やデリバリー(140億円)は伸びたが、在宅勤務長期化などで首都圏や繁華街の店舗売り上げが停滞。しかも誤算はコロナ第2波で同社が他社に比べ強みとされる地方の既存店の落ち込みがきついことだ。

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