スキャン&ゴーと基盤を共有する新ネットスーパーアプリをリリース

 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)が自前のシステムを用いたネットスーパーの展開を始める。この6月に新アプリをリリース予定で、今年度中には傘下のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東それぞれの店舗で運用を開始。来年度以降本格的な拡大を目指す。USMHの取締役デジタル本部長兼カスミ社長の山本慎一郎氏は、「今期を初年度とする3カ年中計にもデジタルを駆使した構造改革を柱に掲げた。新しい顧客体験の創造に向け、3事業会社の知見を結集して挑みたい」と力を込める。

 これまでUSMHでは、マルエツの9店舗、カスミの17店舗でネットスーパーを展開してきた。が、その際利用してきたシステムは外部のベンダーがパッケージで提供するもの。国内のネットスーパーではよくある方式だが、これは既存の店の仕組みとは別で動かす必要があり、融通がきかない面もあった。山本取締役は、「ウォルマートなど米国の先進小売りが早々に自前化し、店とネットを一気通貫のシステムでつなぐ中、日本は後れを取っていた。店とネットの間で在庫、価格の調整に膨大な手間がかかる上、システム利用料が利益を圧迫。結果、ネットスーパーの拡大がなかなか進んでこなかった」と振り返る。

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