スーパー店員の30人が新型コロナの犠牲に
米国では現在までに40以上の州で外出禁止令が発動され、国民の95%、3億人が不要不急の外出を禁止されている。外出できる場所は病院、銀行、薬を購入するドラッグストアや食料品を調達するための食品スーパー(SM)などだ。特に日常生活に欠かせない品物を販売するSMにはお客が急増している。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ウォルマートは3月の4週間、既存店売上高が前年同期比で20%近く伸び、アプリなどを介したネットスーパーの売り上げも過去8週間で同30%も上昇したという。ウォルマートだけでなく、競合のターゲットも、3月25日までの4週間の既存店ベースが前年同期比で20%以上増加したほか、SM最大手チェーンのクローガーでも3月の既存店は同30%増と驚異的な伸びを見せた。