マツモトキヨシホールディングス(HD)とココカラファインの経営統合が本決まりとなった。1月31日に発表された内容は、経営統合は2021年10月。共同持株会社を新設し、株式移転でマツキヨHD、ココカラ両社がその傘下に入り、新会社の社長にはマツキヨHDの松本清雄社長が就く。ココカラは今年3月末からマツキヨHDを対象に第三者割当増資を行い、383億円を調達。調剤薬局のM&Aや新店開発、不振店の閉店に充てる。一方、決まっていないことも多い。新会社の社名、ココカラの塚本厚志社長を始めとした役員の処遇などだ。


 昨年の8月22日、両社経営統合の協議入りの記者会見で強調されたのは、両社「対等」の関係。それはどこまで守られるのだろうか。

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