新型コロナウイルス蔓延の中、コスモス薬品の変化対応力が際立っている。まず早々にインバウンド需要を見切ったことだ。4月12日から5月初頭にかけ、東京の池袋東口店、大阪の天神橋店、なんば3丁目店、京都の四条河原町店、福岡の中洲5丁目店を相次ぎ閉店。いずれもインバウンド需要の取り込みを狙った小型店。しかも池袋東口店などはオープンからわずか2カ月のスピード閉店だ。隣の外食店の従業員は「外国人が一気に減って厳しかったのだろうが、それにしてもあっという間に閉まってしまった」と驚きを隠さない。

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