コンビニの還元額が圧倒的に高かった
昨年10月に始まり、業界に様々な波紋を呼んだキャッシュレスポイント還元事業。今年6月末が期限ということで、実施期間は早くも折り返しを迎えようとしている。
経済産業省の発表によると、年明け1月21日時点の加盟店登録数は約98万店。昨年10月1日−12月9日までの対象決済金額は約2兆6000億円、還元額は約1050億円に上っている。これは政府の予想を上回る払い出しであり、年末には予算を1500億円追加計上したほどだ。還元事業が目的としていた増税後の消費押し上げ効果は想定以上にあったと見られる。