一般消費財の流通システムを手掛けるプラネットの2025年7月期決算は、売り上げの伸びが鈍化し、前年比で減収減益となった。一方で、経費の抑制などに努めた結果、計画比では増益となった。

 売上高は前期比0.3%減の31億6200万円だった。消費財の市場環境は、生活者の生活防衛意識が依然高く、購買頻度の減少が顕著だ。こうした傾向を受け、プラネットのサービスを利用する一部企業にも、経営資源の集中を目的とした商品アイテム数の削減や、物流効率化を目的とした商品の大容量化の動きがみられた。この結果、新規利用企業の獲得は好調だったものの、データ量の減少が上回り、微減収での着地となった。

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