三菱商事は7月9日、三菱食品へのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表した。三菱食品は同社の完全子会社となり、9月に上場廃止となる見通し。
5月9日から7月8日まで1株当たり6340円で買付を行っていた。買付予定数の下限710万株を上回る1702万5621株の応募があり、成立に至った。決済開始は7月15日を予定している。
三菱商事は元々三菱食品の株式を50.11%保有していた。今回のTOB成立で、所有割合は89.22%となる。三菱商事は三菱食品を完全子会社化することで、両社の経営資源を最大限に活用することを狙う。
(トップの画像は三菱商事本社)