日本アクセスは5月23日、2022年3月期の連結業績を発表した。売上高は2兆1202億円、営業利益234億円、経常利益は238億円、親会社株主に帰属する当期純利益(以下、当期純利益)は163億円で、売上高および各利益段階とも、業界首位の三菱食品の業績を抜き、首位に立った。

 同じ期の三菱食品の業績は、売上高1兆9556億円、営業利益190億円、経常利益203億円、当期純利益139億円だった。会計基準の変更により、売上高が前期から大きく落ち込んだ。

 今期の日本アクセスの業績目標は、売上高2兆2000億円、経常利益249億円、当期純利益167億円と増収増益の計画。三菱食品は売上高1兆9900億円、経常利益215億円、当期純利益140億円で、同じく増収増益を見込んでいる。

 前期は両社とも業界各社が目標に掲げる経常利益率1%を達成した。今期も引き続き1%を達成できるか、首位争いとともに注目だ。