41カ月連続で売り上げ拡大

 ファミリーマートのPB「ファミマル」が好調だ。2021年10月の誕生からこの3月まで41カ月連続で前年度実績を上回り、24年度も前期比103.4%と拡大している。コンビニ業界では比較的新しいブランドだが、発売2年で累計2億6000万食を販売した生パンシリーズのようなヒット商品も生まれており、認知度も高まっている。

「ファミマル」は、「ファミマル」「キッチン」「ベーカリー」「スイーツ」「プレミアム」のサブカテゴリーで、中食・惣菜から日配品、冷凍食品、加工食品、菓子、飲料、酒、アイス、日用品まで1200品目を展開している。このうち、前期好調な業績を上げたのが、アイス、冷凍食品、惣菜とドライ飲料(ペットボトル)で、中でもアイスは、前期比117.2%と大きく伸長した。定番の「ワッフルコーン濃厚ミルクバニラ」に加え、福島の桃、高知のゆず、北海道のメロンなど、産地ごとの特産果物を使って作った期間限定のアイスバーが好評で、カテゴリー業績を押し上げた。

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