ツルハホールディングス(HD)は4月11日に2025年2月期決算説明会を行い、3カ年の中期経営計画の評価について説明した。なお、同中計は25年5月期を最終年度としていたが、決算期変更に伴い25年2月期を最終年度とする。
まず店舗戦略は当初25年5月期末に2750店舗を計画していたが、25年2月期末で2658店舗となった。ただ、ドミナント強化でトップシェアの都道府県数は11を維持した。鶴羽順社長は「収益性を優先する方針に変えたため目標の店舗数には届いていないが、スクラップ&ビルドによる収益性改善などの効果は一定程度出てきた。一方で、建築コスト高騰などの影響で減損損失が発生したことは課題」と語った。