ツルハホールディングス(HD)は7月5日、HDおよび子会社の役員人事異動を発表した。8月9日開催予定の株主総会を経て正式決定となる。
HDでは、遠山和登・執行役員グループ店舗開発部門担当が取締役執行役員に昇格する。また三越伊勢丹HD出身の浅田龍一氏が社外取締役監査等委員に就任する。一方、創業家の鶴羽樹取締役会長、くすりの福太郎の代表取締役会長である小川久哉氏の2名が取締役を退任する。樹氏は退任後に顧問に就任する予定。
事業会社のツルハでは、鶴羽順代表取締役副会長が代表権のない取締役会長に就任する。鶴羽樹氏は取締役会長を退任する。
杏林堂薬局の親会社である杏林堂グループHDでは、有馬康幸ツルハグループマーチャンダイジング社長が取締役に就任する。小川久哉取締役は退任する。
ツルハHDは同日、決算期を現在の5月15日から2月末日に変更することを発表した。今期は2024年5月16日から25年2月末の9.5カ月間となる予定。ウエルシアHDを含むイオングループが2月末であることから、歩調を合わせると見られる。