セブンイレブン・ジャパンは7月16日、北海道の課題解決を目指すパートナーを募集すると発表した。
募集テーマは「北海道の暮らしにあった便利な買い物の再設計」「エリア多様性を起点とした個別価値の創出」「人のつながりが生む地域経済の活性化」の三つ。
アイデア例としては、高齢者の買い物困難に対応した配送サービスの7NOWとラストワンマイルDXによる生活支援モデル、地域の味とストーリーを生かしたローカルブランディング商品の共同開発、地域の未利用資源を商品化し、「ここでしか買えない価値」を生み出す価値創出モデルなど。
セブン側の提供リソースは、全道約1000店の店舗。地域の特色に合わせたグルーピング、単独店・少数店舗での実証実験も可能で、地区開発チームによる地域限定商品の開発もできる。
応募資格は法人登記がなされており、自社でプロダクトまたは技術を保有していること。採択企業は決定後、事業化に向けた共創案のディスカッションを行い、社会実装を目指す。
募集にあたっては、オープンイノベーションプラットフォームの「AUBA(アウバ)」を活用する。募集期間は 8月20日まで。
同社は7月11日、北海道における最適な品揃えを模索する店として、実験店「セブンイレブン南7条店」を札幌市内に開店している。